【コラム】Junko's Column - もももんが!Vol.11

KYOTO GREAT ROUND - Great Trip!

皆さまあけましておめでとうございます🎍2023年はどんな1年だったでしょうか?私は周りの人に恵まれつつ、自分のレベルアップを実感できた1年でした!2024年もどうぞよろしくお願いいたします(^^)

…とせっかく年が明けたところなんですが、今回は年末に開催されたKYOTO GREAT ROUND(KGR)についての話題を。2023年の冒険にもう少しお付き合いください😆笑

KGRは、日本で唯一の完全ノンマーキングのトレイルランニングレース!一昨年130kmに参加してロストしまくりながらも無事完走し、去年はスタッフとして参加させていただいた、関西の皆さまの温かさを感じる大好きなレースです(^^)

今回は、今までの130kmと100mileに加え、Great Trip(GT)200kmが追加!(((o(º▽º)o)))
どんな冒険が味わえるのかな?不覚にもワクワクしてしまい、思わずエントリー。

スタート前

GTの特徴は、

①道が分かりにくい
GTのみが通過するルートは普段人があまり歩かないルートで、道が不明瞭なところがありナビゲーションの難易度が高い🧭

②荷物が重い
上記コースが山深い所で救助に入りにくい場所であるため、必携装備品が多い(ツェルト、寝袋、バーナー)。

③エイドが少ない
第一エイドは60km、第二エイドは113km地点。その間コンビニはほぼなし。前半は食糧をしっかり持つ必要がある。

④2徹
18:00スタート、制限時間45時間のため、2晩走り続ける必要がある。

エントリーの際には書類選考があり、トレランの経験だけでなく、山行経験の確認もありました。そんなGTにエントリーしたのは10名の命知らずな?強者たち!

荷物は結局6~7kg。普通のトレランレースよりはかなり重い🎒けど、OMMよりは軽い😆(ポジティブw)

装備の写真、荷物多い

コースはノンマーキングですが、事前に配布されたgpxデータをgpsウォッチとスマホにダウンロードしておいて、基本はgpsウォッチのナビ機能、分かりにくい所はスマホの地図アプリで確認しながら進みます。

スタート後、第一エイドまでは他の選手と前後していたので、皆であっちかな?こっちかな?なんて言いながら進む⛰そんな時間も楽しい♪第一エイド(山幸橋)にはスタートから11:30後に到着。まだまだ元気!

ひたすら落ち葉の不明瞭なトレイルを歩く、山頂には一応看板があったけど来てる人いるのかな?
京都っぽい風景

その後も、うっすら踏み跡があるような道と思われる所を進む。誰にも会わず、鳥の声と、風の音、落ち葉を踏む音しか聞こえない中ひたすら歩く。たまに集落に降りても自販機すらなかったり。113km地点の第二エイド(嵐山)にはスタートから23時間後に到着。やっと半分か~!

第二エイド以降は他の部門のルートと合流するので、他の選手と会うことが多くなった!でも他の部門とはルートが違う所もありすぐにお別れ(😭)/~~~真っ暗な林道を歩いてると、熊とか出てこないかな?と不安になるのでたまにポールをカンカンと鳴らしながら歩きました。

嵐山の夜景

第三エイド(亀岡)に到着し時間を確認すると、関門までは少し余裕があったので15分仮眠。眠れなかったけど、体と頭と目が休まった😊

130kmを超えてだんだん膝が痛くなってきて下りが辛い。。第四エイド手前でVOLCANOを共にしたうらちゃんとばったり!第四エイド(淀川)以降のロード区間(ひたすら河川敷を10km以上走る!)を話しながら一緒に走った🏃‍♀🏃‍♀二人で走るとあっという間!

うらちゃんと最終エイドでしっかり補給!

最終エイド(折戸公園)でもしっかりと補給し、最高のお天気の中、ラスボス音羽山を登りゴールへ。距離はすでに200kmを超えてるけど、もうすぐゴールと思うと力が湧いてきて、不思議と走れる🏃‍♀そうして43時間半経って無事大津に帰ってくることができたのでした!長かった…でもこんなに疲労困憊するまで好きなことができるのってすごい幸せだなぁ。

KGRは、走力だけでなくナビ力、つまり山での経験値が試される。ルートを見つけ出すドキドキワクワク感。選手同士がロストしながらもあっちかな?こっちかな?と協力しながらゴールへ向かう一体感。これが良いんだな~と改めて感じました。いただいた完走証に書かれていたのは「thrilling journey」

さて、今年も冒険を楽しむぞ~

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