【特集】NISEKO EXHIBITION 2022 春 - 謎解きロゲイニング in 札幌円山

謎ロゲ in 札幌

2022春限定 「謎ロゲ x NISEKO EXHIBITION」

謎解きロゲイニングとは?

『町を舞台にした体験型RPG』

地図に打たれたチェックポイントを制限時間内にできるだけ多く巡り、高得点を狙うスポーツ=ロゲイニングと、
クイズやパズルなどの謎解きを組み合わせた体験型ゲームです。

過去にさまざまな地域で開催され、リピーターに愛される「謎解きロゲイニング」。

どのチェックポイントを回るかはチーム次第。知力、体力、チームワークの全ての力を使って優勝を目指しましょう!

謎ロゲ × NISEKO EXHIBITION in 札幌円山

舞台は北海道札幌。市街地と円山周辺を舞台に開催されます。

円山は札幌市内で近年注目されているスポット。
街の中に個性的なカフェが点在するお洒落な雰囲気とともに、
一歩足を踏み入れると原始林やトレイルランナーに人気の山々が隣接する自然豊かな場所です。

自然の中でどろんこになりつつ、札幌の街ナカを走り回る。
遠方からの参加はもちろん、地元の皆さんにも「新しい発見」を楽しんでいただけるイベントを目指します。

イベント概要

集合場所

円山公園 自由広場
住所:北海道札幌市中央区宮が丘3地外
アクセス:札幌市営地下鉄東西線 円山公園駅(550m)
関連リンク:札幌市HP施設案内 円山公園

参加費

大人:5000円
高校生・中学生・小学生:2000円
未就学児:無料

定員

200名(2名~6名/チーム)

申し込み期間

3月13日(日) 〜 5月14日(土)

安全について

自然環境も含むエリアでのイベントとなります。チームの体力や登山スキルを把握しルート選びを行いましょう。
怪我・事故発生時は自己責任となりますのでご了承ください。

Special Contents - 謎解きロゲイニング主催 謎みちくん インタビュー

本質は「高速観光体験」

どのような経緯で今回の「謎ロゲ × アドベンチャーレース」という企画が立ち上がったんですか?

謎みちくん

HIU(堀江貴文イノベーション大学校)に入ってNISEKO EXPEDITION発起人の斎藤さんと出会ったのがきっかけで、それまではごく普通の高校生でした。

HIUでは「謎解きロゲイニング」っていう、観光地に人を呼んでゲーム感覚で観光スポットを巡ってもらうというコンセプトのイベントをやっていたんですけど、その参加者の方向性がアドベンチャーレースにも合うんじゃないか?ということで、今回春のエキシビションレースと掛け合わせてみようということになりました。

HIUで企画を担当しようと思ったのはどのような経緯だったんですか?

謎みちくん

HIUでは年に4回、季節ごとに開催される2泊3日の合宿があるんですよ。その合宿はHIUメンバーが企画するんですが、堀江さんが参加しても満足いくレベルの内容を作り上げるというのがコンセプトになっています。「俺やります!」って手挙げた人が開催地を決めたり主導権を持って進める感じで、HIU内の人材育成イベントみたいな感じですね。

僕は1年5ヶ月くらい前、高校生17歳の秋にそこに参加しました。ここに入ればやりたいこと、かつ仕事が見つかるんじゃないかと思ったのが動機です。

そんな中で「謎解きロゲイニング」を実施することになったきっかけは何ですか?

謎みちくん

実行委員として開催地の京都の天橋立でロケハンに行く機会があったんです。そこは天橋立から宮津まで湾をまたいで細い砂浜がつながっているような不思議な地形になっているんですけど、その地形を使って面白そうなことができるんじゃないか、とか、街の中にもたくさん魅力が散らばっているのに気づかないで通り過ぎてしまっているんじゃないか、ということに気づいたんです。

何日かロケハンしていく中で、これをどうやって使ったらいいのかな?というので思いついたのが「街を走る系のゲーム」だったんです。そこからロゲイニングを組み込んだイベントという発想に繋がっていきました。

ロゲイニングは時間内にチェックポイントをひたすら回って、通過したポイントの数を競うゲームなんですけど、それに文字や数字を使ったパズルや、街の人に聞かないと分からないような宮津にちなんだ歴史やクイズといった謎解きを組み合わせたら面白いのではないかなと。その合宿中にそういう事業はどうだろう?ということで堀江さんに体験してもらったところ、これならいけるからやってみようよ!という話になりました。

堀江さんもウォークラリーとかのアルバイトとかをやってたことがあるみたいで、共感する部分や業界については分かっている部分も多かったらしく、GO出してくれたところもあると思います。形にするまではちょっと大変でしたが、HIUにはたくさん大人がいたので、一緒に作り上げていくことができました。

磐梯大会のときの動画など拝見しましたが、今まで何回くらい開催しているんですか?

謎みちくん

大会主催は8回で開催地域は5地域ぐらいですね。磐梯では2回やっています。特に都心を離れた地域では、むしろ地元の人に新しい体験をしてもらおうという方針で企画していたりします。地方だと基本みんな車移動なのであんまり歩かないんですよね。改めてイベントで歩いてもらうと、いろいろ想いや感情が湧くっていうか、こんな道あるんだとか、こういうお店あるんだとか、車じゃなくて歩きの目線で見える街並みが割と新鮮で楽しいと言ってもらえたりして、なるほどなって思いましたね。

基本的に飲食店とか、観光とかの要素をしっかり入れていくので、その地域で食べたり体験したりっていうことが体験してもらえるように設計しています。その他にも例えば磐梯の町長と堀江さんの対談を企画したこともあります。磐梯町って税収の7割ぐらいがシグマっていうカメラレンズ会社の収益なんです。シグマの社長と磐梯町長の仲が良かったので、堀江さんとの講演の中で「ロケットにそのカメラのつけようよ」みたいな話になったりとか、そういう話もあったりしました。

謎ロゲの本筋の話からは離れてしまうかもしれないんですけど、イベントの内容そのもの以外でもゲームの後の交流だったりというところで、仲良くなったり事業を進めるといった話が出てくるんだなと実感してますね。運動した後ってちょっとハイになっているので、気持ちよく会話も弾むんだと思います(笑)

大会を作る上で見どころや遊びどころみたいのって何か意識されてることってありますか?

謎みちくん

謎解きロゲイニングと銘打ってはいるんですけど、本質は「高速観光体験」だと思ってるんですよね。その土地の観光資源を、いいと思ったものをテーマに沿ってピックアップしていって組み上げていくというか。ひたすらパン屋さん巡りまくるとか、渋谷のスイーツ巡りまくるとか、そういう観光体験をゲーム化するっていうところに面白みがあると思っています。

今回の開催地は札幌になるんですが、札幌って街と自然が超近いんで、山を走りまくってそのまま街にも行くみたいなマップが作れるんじゃないかなって考えています。スポーツ経験者も多くなりそうなイベントではあるんですけど、せっかくアドベンチャーレースとコラボするんで(笑)どろんこになったり体を汚しながら、街並みも走って円山も登るみたいな、そういうマップが組めたら面白いんじゃないかなと思ってます。子供とかも一緒に走ってくれたら楽しいと思えるようなそういう大会にしたいですね。

謎ロゲはバスに乗ったり電車に乗ったりとかもできるので、そういうところでうまく頭を使いながら、体力ある人は走り回ったりとか、バスとかでうまく先回りして得点を稼いだりとか。基本そのエリア内ではタクシー以外は何使ってもいいので、いろんな発想で楽しんでほしいなと思っています。

人に会うだけで価値がある

アドベンチャーレースの参加経験はありますか?

謎みちくん

去年NISEKO ADVENTURE RACEに出て、周囲の予想を裏切って?3位に入ることができてとても楽しかったです。

レース中は24時間チームメイトと一緒にいることになるんですけど、本当に同棲するぐらいのレベルで仲良くなるじゃないですか。1〜2週間同棲してきたんですか?くらいの時間を一緒に過ごすことになるので、そうやって仲良くなれるところが面白かったですね。

編集注:謎みちくんが羊蹄山で3位目標です!って言ってるシーンをぜひ2021のレース映像で確認してみてください)

羊蹄山の山頂では座り込んだりはしてましたが、実はツラい記憶はあんまりなくて楽しい思い出ばかりです。特に楽しかったのは最後ゴール前とラフティングセクションでした。最終的に3位に入れたので頭からネガティブな記憶が抜けてるだけかもしれないですけど(笑)

今回NISEKO EXHIBITIONとしての謎ロゲとなるのですが、アドベンチャーレースと結びついたことによって新しい可能性やアイデアみたいなものはありますか?

謎みちくん

僕はアドベンチャーレースはこれからどんどん認知が広まっていくと考えています。例えば数年後の規模が大きくなったNISEKO EXPEDITIONであれば、1週間のレース期間のなかで札幌まで来てもらってそこで謎ロゲにチャレンジするセクションがあるとか、壮大で面白いんじゃないかなって思ってます。そんな感じでアドベンチャーレース中にチャレンジのひとつとして盛り込んでいって「あれ、謎ロゲ面白いじゃん!」って思ってもらえるようなゲームに育てていきたいですね。

ニセコから札幌まで片道150kmくらいなので、レースが長くなれば本当に実現できるんじゃないかなと思っています(笑)

札幌は街と円山が近いということが魅力だと思うんですが、それを活かしての内容など考えていることはありますか?

謎みちくん

正直に言うと、まだちゃんと円山のロケハンはできてないんです。ただ札幌の街ということで言えば、比較的新しい街という印象が強いですね。住んでる人たちの感覚も新しいのかなと思っていて、そういった「現代の人向けにウケる」ようなテーマを掲げようと考えています。マップ的にも計画都市なので碁盤のような街並みだったりとか、路面電車が引いてあったりもするので、交通機関使いまくれるような構成にしても面白そうですよね。

円山で自然を楽しむ要素を入れつつ、ジンギスカンの名店巡って食べようとか、カフェでパフェ食べたりとか、チェックポイントにも今っぽいところをテーマとして取り入れようと考えています。

イベント参加を考えている皆さんに一言お願いします!

謎みちくん

イベントの参加理由はいろいろあると思うんですが、その中でも大事な要素って「人」だと思っているんです。今回関わってくれているのが個性の強い人たちがすごい多いんです。富良野でマラソンの施設を開いている人とかが協力してくれたりする人がいたりとか、あとは僕が美味しいなって思ってたジンギスカンの店の癖の強い店主とか、札幌でもコアだなって思える事業の人たちが集まりそうな予感がしているので、そういう人に会うだけでも価値があると思っています。ぜひいろいろな人たちとの交流を楽しんでもらえたら嬉しいです。

あとゲーム中に困ったときには謎みちくん!って叫んでみてください。運がよければ僕が現れてヒントを教える…かもしれません(笑)

〈聞き手=まつもと(ゆるやま!)、春木望(運営スタッフ)

齊藤 弘起

さいとう ひろき

謎解きロゲイニング主催

謎みちくん

ゼロ高等学院所属
株式会社リーファ 代表取締役社長
18歳

Profile Picture

NISEKO EXPEDITION 2022 Official WEB

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