【記事】ガーニーグー・ジャパン代表 池田 俊彦 インタビュー
足の痛みでリタイヤする必要はない
GURNEY GOOにどこで出会ったのか、またこの製品を取り扱おうと思った決め手はなんですか?
2011年に出場したタスマニアでのアドベンチャーレースで、私の足が水ぶくれだらけで歩けなくなってリタイヤしたことがあったんですが、そのときに他のチームから教えてもらったのがこの製品でした。
その後帰国して、国内レースでトップ選手数人にも使ってもらったんですが、長時間濡れた状態でも水ぶくれがほとんどできないというのが決め手となりました。せっかく効果は実証できたのですが、そのときは国内での販売がなかったのでそれならば!と自分でインポーターを始めました。
過酷なレースでは足裏の水ぶくれが進行し、激痛で歩けなくなることも
改めてGURNEY GOOについて、どういった効果や特徴を持った製品か教えてください。
水膨れの防止にはソックスと表皮とのフリクションの低下が最重要課題になります。
ここのフリクションが高いと表皮と真皮の間で滑りが発生して、そこにリンパ液が溜まり水ぶくれが発生します。
ワセリンでも一定の効果はありますが短時間で効果は失われます。GURNEY GOOなら24時間は効果が持続します。また配合成分のティーツリーの殺菌効果で、水膨れが破れた時にも細菌の感染を最小限に抑えることができます。
GURNEY GOOもベースはワセリンです。どんなクリームや軟膏もワセリンやエマルジョンに薬剤を混ぜて成り立っています。薬剤だけでは皮膚に定着しませんから。
使い方のコツなどありますか?
通常はスタート前に足に塗っておけば充分です。
長時間・長距離・ウェットコンディションが予想される場合はスタート前日夜に塗って、スタート前に塗って、以後24時間ごとに塗る必要があります。
レストが取れる時には、ソックスを脱いでこまめな乾燥が有効です。
TJAR、アドベンチャーレース、50km以上のトレラン、長距離ロードレースなどに出場する選手はぜひお試しください。
こまめに塗る&乾燥させることで足裏をきれいに保ちます
レース以外でも使えるシーンがあれば教えてください。
足以外にも脇、股、乳首、ザック肩など、擦れるところは全て使えます。女性の夏場のサンダルの靴擦れ防止にも有効です。最近はその分野の売り上げが伸びています。
他に変わったところでは、義足ランナーにも愛用されていますね。
NISEKO EXPEDITIONに参加する選手に何か一言お願いします。
一度でもレース中にマメや水ぶくれで困った事がある人には、予防の意味でぜひ使って頂きたい製品です。
まだまだいける体力が残っているのに、足の痛みでリタイヤする必要はないですから。
池田 俊彦 - ガーニーグー・ジャパン代表
小学生高学年より自転車に乗り始め、12歳で三浦半島一周を達成。
中学、高校では主にランドナーでのツーリングで長野・山梨を夜行列車輪行で走り回る。
20代は自転車ロードレース、30代はトライアスロン、40代はMTBに傾倒。40代の途中からアドベンチャーレースにのめり込む。
GURNEY GOO(ガーニーグー)
長距離・長時間のレースで一番大切なのは、あなたの足のコンディションを常に乾燥した皺の無い状態に保っておくこと。
GURNEY GOOは足のコンディションを常に最良に保つだけでなく、摩擦を減らして擦れが原因となるマメ・水膨れなどのトラブルからあなたを解放します。
その効果はニュージーランド最大のアドベンチャーレース「コーストトゥーコースト」9回優勝のスティーブ・ガーニーとそのチームメンバーによって実証されています。
レース以外でも手のひら・脇の下・股・お尻・乳首のトラブル防止にも有効です。